テーマを決める

漠然と気に入った家具を買い揃えても、テーマが絞り切れずに雑然としたコーディネートになってしまうことがあります。アジアンスタイルにしたいのか、ビーチスタイルにしたいのかなど、具体的なテーマを絞ることでインテリアコーディネートの方向性が定められるのです。

自然素材の家具やファブリックを選ぶ

お部屋の印象は、最も目に入りやすい家具やファブリックで決まります。家具を選ぶ際には、金属やプラスチックなどの無機質な印象を与える素材ではなく、ナチュラルな印象のある木材や葛、藤で編んだ素材を選ぶようにすると、アジアンスタイルリゾートの雰囲気が出せるでしょう。

ロースタイルの家具で抜け感を出す

高さがない家具を選ぶようにすると、部屋全体に抜け感が出て開放感のある空間を作ることができます。窓からの景色が見えるようになることも、リゾート気分を高めるのに効果的です。

テーマとカラーを決める

まずは、リゾートインテリアのカラーを次のような言葉でイメージしてみてください。

• 海辺のリゾートをイメージした「シーサイド・ブルースタイル」
• 森の中のリゾートをイメージした「フォレスト・グリーンスタイル」
• 南国の夕日をイメージした「サンセット・レッドスタイル」
• 木材のぬくもりをイメージした「ウッド・ブラウンスタイル」

どういったイメージにするかで、強調したいメインカラーとそれに合わせるサブカラーがはっきりします。

ソファやチェストをアクセントにする

お部屋で特に大きな面積を占めるベッドやソファは、テーマカラーを組み合わせて配置するのがおすすめです。リゾートホテルの多くでは、ソファのメインカラーとサブカラーのクッションなどを組み合わせた配色が使われています。

基本のインテリアはナチュラルカラー

インテリアそのものは、ブラウンやベージュ、ホワイトといったどんなインテリアにでも合わせることができるものを選ぶとよいでしょう。そうすると、クッションやベッドカバー、カーテン、ラグなどのファブリックでアクセントをつけやすくなります。

観葉植物も上手に取り入れる

窓からの景色に緑がない場合などには、観葉植物を配置するとアジアンスタイルのリゾートインテリアが引き立ちます。自然素材の家具との相性もよいので、お部屋の広さや空間のバランスに合わせて取り入れてみると、癒し効果もありおすすめです。

モンステラやパキラなどの背の高い植物と、鉢の素材を家具と合わせてみるとよりお部屋との統一感が生まれます。